CIS太陽電池の特徴

なぜ普及するのか?

原料のシリコン依存からの脱却

太陽電池に使われる原料のシリコンは、ただのシリコンとはわけが違います。
なんと、99.9999%以上の純度が必要とされます。ご存知でしたか?

「本当にピュアなこの高純度シリコンの供給量が、世界的な需要に追いついていけるのか?」
このことについては、世界的にも将来的な問題とされはじめているのです。

シリコンは太陽電池のみならず、おもに電子部品の材料としてもよく知られてますよね。
そのような事情から、シリコンの生原料市場などへの価格高騰を招くことも。

CIS薄膜太陽光発電システムのモジュール(パネル)の原料は、Cu(銅)、In(インジウム)、Se(セレン)。
シリコンに依存していた従来の原料確保への懸念を解消できるものなのです。

薄膜化による、製造工程時の効率化

シリコン結晶系太陽電池の厚みは約200〜300um。それに対しCIS太陽電池は約1/100の厚さにあたる約2〜3umで製造が可能。原料となる資源の大幅な削減を実現しました。

太陽光発電をこよなく愛するセンター長のブログ
CIS太陽光発電普及コラム